四国の気象予報士達が防災の分野での活動を始めています。

 

その名もズバリ、「お遍路88プロジェクト」です。

気象台が実施する「出前講座」で、講師を務める活動がプロジェクトの柱になっています。地域の方の防災について理解を深め、防災活動に積極的に参加できるよう気象予報士がお手伝いします。

 

先月、香川県で行われた出前講座で講師を務めた気象予報士さんが投稿です。

 

   一般市民の皆さんに、防災についてよりわかりやすく積極的に理解していただくことを目的に、気象庁と日本気象予報士会が連携して実施している「防災プロジェクト」の一環として、高松地方気象台さまのご指導・ご協力のもと、7月13日(日)、香川県善通寺市において「出前講座」を実施しました。

 

 講座は「気象に関する基礎知識と大雨災害について」と題し、善通寺市西部自主防災会の方約70名を対象に、日本気象予報士会四国支部の3名が対応しました。また当日は高松地方気象台の方も同席され、講演をフォローしていただきました。(香川県 益伸雄 気象予報士)

今年からスタートしたこの取り組みは、現在、香川県で行われていますが、将来的には他の四国各県での開催にも対応したいと考えています。出前講座についてのお問い合わせは、各県の地方気象台まで。