宇和島さくらの記

今年の春、惜しくも開花宣言一番を逃した宇和島の桜ですが、枝振りがよく、花をたくさんつけて、訪れる人を楽しませてくれました。現在はすっかり葉桜となっています。

この宇和島の元標本木の周辺管理作業が定期的に行われているのをご存知ですか?

(写真 満開時)

周辺管理

周辺管理はその名の通り、桜だけでなく、その周囲の環境を整えて、

カビや虫から守り、樹勢を維持するために、定期的に行われています。

 

6月8日日曜日の朝早かったにもかかわらず、

桜の観測員さんをはじめ、宇和島市の方、地元の企業の方、

観測隊OBの方、そして地元の小学生ら20名が集まりました。

気象予報士会四国支部からも参加しました。

 

作業は、標本木の根元周辺のゴミを拾い、周囲に植えてあるツツジの枝を刈り込みました。また、ツツジの枝に

絡まっている植物も合わせて取り除き、桜に悪い影響が無いよう環境を整える作業が1時間ほど行われました。

来年こそ、全国で一番に咲いてほしいと思いを込めて、ゴミ拾いに枝集めをやってきました。

普段、体を動かさない私(当ホームページ管理人)はヘトヘトになりました。

現在の標本木には、大きさが2~3mm程度の蕾が出ています。

この蕾が順調に育って、花をつけるには。樹木を健康な状態に保たなくてはなりません。

そのために定期的な管理作業が必要なのです。

8月にも管理作業を予定しています。

来年も、たくさん花をつけてね。